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貨物車75台など不正車検で民間車検場の指定取消

2020年12月7日 (月)

行政・団体関東運輸局は7日、民間車検場の関モータース(群馬県渋川市)に対し、同日付で指定自動車整備事業の指定の取り消しなどの行政処分を行ったと発表した。

同社は、貨物車75台を含む88台に対し、黒煙測定器を備え付けていないにもかかわらず、黒煙測定器で検査したように保安基準適合証等を交付していたほか、貨物車4台を含む6台に対し、誤った方法で前照灯の検査をしたにもかかわらず、保安基準適合証等を交付していた。

関東運輸局は、このほかにも二輪車91台に対する不正車検などを確認しており、同社の指定自動車整備事業の指定を取り消したほか、自動車検査員1人の解任命令を発出した。

同局によると、関モータースは不正車検を受けた車両を再入庫するよう運輸支局から指示を受けており、所在が分かった車両については、すでに正式な保安基準適合証を交付できているという。