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川崎汽船、10万トンばら積み船「ケープエース」完成

2020年12月8日 (火)

ロジスティクス川崎汽船は7日、名村造船所伊万里事業所で10万重量トン型バルカー「ケープエース」の引き渡しを受けたと発表した。

ばら積み貨物船の共通構造規則「CSR-BC」に対応し、パナマックス型より浅い喫水でより大きな載貨重量を確保できる6ホールドの幅広浅喫水船型。名村造船所が開発したNCF(ナムラフローフィン)を船体船尾部に、ラダーフィンを舵に搭載することで、プロペラ前後の水流を整え、推進性能を高める。主機関に電子制御エンジンを採用した。

船体は全長249.94メートル、幅43メートル、深さ18.7メートル、喫水12.9メートル、載貨重量10万1314トン、総トン数は6万133トン。パナマ船籍。国内製鉄会社向けの鉄鉱石、石炭輸送に長期投入される。

▲ケープエース(出所:川崎汽船)