フードTSUNAGUTE(ツナグテ、東京都千代田区)は8日、生活協同組合コープさっぽろの「コープさっぽろ江別センター」を運営する北海道ロジサービスが、同社の伝票運用効率化サービス「telesa-delivery」(テレサデリバリー)を導入し、納品伝票の統一とペーパーレス化に取り組むことを発表した。
「テレサデリバリー」の電子受領機能は、荷物の受け渡しを行う際に、同システムで印字した納品伝票のQRコードをスマホアプリでスキャンすることで、伝票の受け払いを電子データとして保存・管理し、関係者間で共有できるサービス。
コープさっぽろと北海道ロジサービスでは、紙の納品書による入荷予定データとの突き合わせや、押印、保管、返却、問い合わせ対応といった管理業務の多さが課題となっていたことから、同サービスを10月に試験導入。エバラ物流と大塚倉庫の納品伝票を対象とした実証実験の結果、関係者間で電子受領が可能であることや、業務効率化、感染症予防などの効果が期待できることが確認できたため、本格的に導入を決めた。
今後は、まず大塚倉庫の納品分からテレサデリバリーによる電子受領を開始し、将来的にコープさっぽろと北海道ロジサービスに納品されるすべての納品伝票の統一に取り組むことで、「情報の統一」「ペーパーレス化」「検品の省力化」といった効果を狙う。