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エミレーツスカイカーゴ、南米からインドへ衛星輸送

2021年1月4日 (月)

ロジスティクスエミレーツ航空の貨物部門、エミレーツスカイカーゴはこのほど、ブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスからインドのチェンナイまで、ブラジルの衛星「アマゾニア-1」を輸送したと発表した。

アマゾニア-1はブラジル国立宇宙研究所(INPE)が開発した最初の宇宙衛星で、2月にインド東海岸のサティシュダワン宇宙センターから打ち上げられる。打ち上げが成功すればアマゾンの熱帯雨林の生態系監視が進むと期待されている。

エミレーツスカイカーゴは事前に2回の輸送シミュレーションを実施。輸送中は衛星を複数のパーツに分解し、コンテナに収容することで航空機への積み降ろし難易度を引き下げる工夫を施した。総貨物量は22トン。輸送中はINPEのメンバー4人が同行し、サン・ジョゼ・ドス・カンポスからチェンナイまで、貨物の状態を監視した。