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欧州自動車メーカー向け需要の取り込み図る

ダイフクが独AFT社と業務提携、PJ単位で協業

2021年2月8日 (月)

ロジスティクスマテハン大手のダイフクは5日、オートモーティブ事業で独AFTインタストリーズAG(ショップハイム)と業務提携すると発表した。相互補完的な提携によって事業基盤の拡大と欧州自動車メーカーの設備投資需要の取り込みを図る。

AFTが持つ欧州自動車メーカーの顧客基盤、欧州の製品規格や技術、調達ノウハウと、ダイフクの国際的な営業・生産ネットワークを相互に活用し、プロジェクト単位で協業を展開。各国の自動車メーカー工場へのアプローチを積極化し、提携効果を高める。

ダイフクの林智亮常務オートモーティブ事業部門長は「自動車業界が100年に一度の大変革期にあるといわれるなか、自動車メーカー各社が事業の方向性、ビジネスモデルの変革に向けてアクセルを踏み込まれている。この変革期を大きなビジネスチャンスと捉え、AFT社との協業により、事業基盤とグローバルネットワークを拡大し、継続的成長を目指す」、AFT社のハイコホフマンCEOは「この大変革にあたっては、顧客の要望に応えていく必要があり、ダイフクとの戦略的提携により、今後、世界市場で事業展開を進めて、両社の存在感を高めていく」とそれぞれコメントした。