ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ドローン関連6社、社会実装促進へ共同プロジェクト

2021年2月9日 (火)

M&ASUNDRED(サンドレッド、東京都渋谷区)、自律制御システム研究所(ACSL、江戸川区)、センシンロボティクス(渋谷区)、PHBデザイン(大阪市北区)、VFR(東京都千代田区)、理経(新宿区)のドローン産業にかかわる6社は9日、ドローン技術の確実な社会実装を実現するための取り組み「テイクオフエニウェアプロジェクト」を22日に発足させると発表した。

産業用途でドローンを飛ばそうとする場合、専門的な知識・技術を持つ複数の関係者が現地へ向かい、業務を分担して取り組むこととなるため、経済的・時間的なコストの負担が大きい。そこで、6社のプロジェクトでは、ドローンの事前準備、準備に伴う工数や専門知識を整えなくても運用できるシステムの構築を目指す。

具体的には、ドローン技術の可能性や課題の明確な発信、パブリックの知識醸成、パートナーシップ構築のほか、共同で取り組める周辺技術の開発を掲げる。このプロジェクトのなかで、サンドレッドは新産業共創プロセスを活用したエコシステム共創、ACSLはドローン機体の開発と離着陸制御、自動航行制御の制御システム開発、センシンロボティクスは全自動ドローン基地のソフトウェア開発、PHBデザインは遠隔医療を完成させる薬局の「持つべき物流機能」の提案と検証、VFRはドローン機体の開発と全自動ドローン基地のハードウェア開発、理経は仮想現実空間を利用したドローン開発環境の構築——をそれぞれ受け持つ。プロジェクトでは、参画企業を募集している。