日通、蘇州発ハノイ向け越境鉄道輸送を開始

ロジスティクス日本通運は2月26日、中国とベトナムを結ぶ国際鉄道を利用して中国・蘇州発ベトナム・ハノイ向けのクロスボーダー鉄道輸送サービスを24日に開始した、と発表した。

数多くの企業が集積する華東エリアの蘇州西駅を発駅として、南寧南駅を経由し、イェンビエン駅（ハノイ）に到着するルートを使用し、8-10日のリードタイムで海上輸送、トラック輸送混雑時のBCP対策としても利用可能な選択肢として提供する。

中国から東南アジア向けの海上輸送が本船スペース不足の影響を受け、安定したリードタイムで提供できる輸送ルートの必要性が高まっており、代替輸送手段としての需要を見込む。

今後はベトナム発中国向けの鉄道輸送サービスを開発し、鉄道以外の輸送モードを組み合わせたサービスも検討する。