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厚労省、高齢者向けワクチンの4月出荷方針示す

2021年3月3日 (水)

国内厚生労働省健康局はこのほど、実施体制の整備を進めている新型コロナウイルスワクチン接種について、4月5日の週から4月19日の週までの高齢者用接種分の出荷方針を各都道府県に示した。市町村や関係団体などに周知するよう呼び掛けている。

1日付で発出した通知によれば、同期間については医療従事者への接種を優先するため、高齢者向けのワクチンは数量を限定して段階的に出荷。5日からの週は2回接種分として全国に100箱、このうち東京都・神奈川県・大阪府には各4箱を、その他の道府県には各2箱を出荷する。

12日からの週は、2回接種分として全国に500箱を出荷し、東京都・神奈川県・大阪府は各20箱、その他の道府県は各10箱とする。19日からの週についても、同様に全国に計500箱を出荷。26日からの週については、全市町村に1箱ずつ配送するとしている。

同局は合わせて、2回接種分のワクチンをまとめて出荷し、3週間以上保存することから、移送の際には保冷バッグを用いて2度から8度の範囲で冷蔵する必要があることなどを改めて周知。また、ワクチンの発注・接種実績などを接種円滑化システム(V-SYS)に登録して活用することを呼び掛けている。