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高齢者用ワクチン、6月末までに3600万人分出荷へ

2021年3月12日 (金)

国内厚生労働省は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種体制に関する自治体説明会を開催し、米国ファイザー社製ワクチンに関して、6月末までに高齢者3600万人の2回接種分を出荷する見通しを示した。4月については、3月1日付で各都道府県に示したスケジュールから変化はなく、医療従事者への接種を優先するために数量を限定して段階的に出荷する。

4月の出荷予定については、5日からの週は全国に2回接種分として100箱を出荷。このうち東京都・神奈川県・大阪府には各4箱を、そのほかの道府県には各2箱を出荷する。12日からの週と19日からの週は、それぞれ全国に500箱を出荷し、東京都・神奈川県・大阪府は各20箱、その他の道府県は各10箱。26日からの週については、全市町村に1箱ずつ出荷するとしている。

なお、この日は保存方法に関して、マイナス25度からマイナス15度の範囲で最長14日間可能と説明。1回に限り、再度マイナス90度からマイナス60度の超低温に戻して保存することも可能と伝えた。