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ヤマトがYaDocとAPI連携、処方薬発送の業務軽減

2021年3月4日 (木)

メディカルヤマト運輸は4日、オンライン診療・服薬指導システム「YaDoc Quick」(ヤードッククイック)とヤマト運輸の「送り状発行システムB2クラウド」が同日からシステム連携を開始したと発表した。

インテグリティ・ヘルスケア(東京都中央区)が提供する「ヤードッククイック」は、診療予約から医療費決済までの「オンライン診療」と、服薬指導の予約からビデオ指導、処方薬決済までの「オンライン服薬指導」を一気通貫に速やかに開始できるサービス。両社は同システムに「送り状発行システムB2クラウド」を連携することで、処方薬決済後に調剤薬局が行う配送伝票発行や荷物追跡といった配送管理業務の負荷軽減を目指す。

これにより、患者は「ヤードッククイック」に個人情報を登録するだけで、処方薬の配送や受け取りに関する情報と連携されるため、これまでよりスムーズにオンライン診療から処方薬の受け取りまでを完結できる。

今後、両社は患者にとって使いやすく便利なシステムへの改良に取り組むほか、オンライン診療の利用拡大と医療従事者と患者の負荷軽減につながる新しいサービスを検討していくという。