調査・データ事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を運営するビジョナル・インキュベーション(東京都渋谷区)は22日、物流関連の譲渡案件数が2020年4-12月の9か月間、19年の同じ期間より50%増加した、と発表した。
20年4月から12月にかけてビズリーチ・サクシードに公開された物流関連の譲渡案件数が急増していることを示すもので、18年4-12月との比較では3.6倍に増加していたという。
また、累計譲り受け企業6900社のうち物流に関連する企業数は220社を超え、同社は「物流業界のM&Aニーズが高いことがうかがえる」としている。
また、20年12月末から21年2月初旬にかけてビズリーチ・サクシードを利用するM&Aアドバイザーに実施したアンケートでは、「今後半年間でM&Aのニーズが増えそうな譲渡案件」の業種8位に物流・倉庫がランクインしたことから、「今後物流関連の譲渡案件がさらに増加する」とみている。