物流業界でM&Aニーズ、アドバイザー90人調査結果

M&A事業承継M&A支援サービス「ビズリーチ・サクシード」を運営するビジョナル・インキュベーション（東京都渋谷区）が、90人のM&Aアドバイザーを対象に実施したアンケート結果によると、21%が向こう6か月の間に運輸・交通業種のM&Aニーズが高まると回答した。

物流・倉庫も14%あり、新型コロナウイルスの流行に伴う事業環境の変化を背景に、物流業界でM&Aが活発に行われる可能性が高まっているといえそうだ。

このほかの調査結果では、91％がコロナ禍の影響を受けた企業による売却希望の増加を予測、85％が「コロナ禍を受けて、譲り受け企業に早く出会いたい譲渡希望企業が増加」すると回答。81％が21年にM&A市場が活性化すると予測した。また「譲り受け企業はコロナ禍でのM&Aをチャンスと捉えていることが多い」という見方も72％にのぼった。