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日立物流、オランダとタイで子会社統合

2021年4月5日 (月)

M&A日立物流は5日、オランダとタイでそれぞれ現地の連結子会社の統合を実施したと発表した。「地域完結型ビジネスモデル」の構築に向けた、競争力の向上と経営基盤の強化を目的としている。ともに4月1日付。

オランダでは1992年に設立し、輸送・配送・保管・通関業・物流コンサルティング・航空貨物取扱などさまざまな事業を展開していたヒタチ・トランスポート・システム社(TSE)と、89年に設立して航空・海上貨物取扱業などを展開してきたバンテック・ワールド・トランスポート(VNL)を統合。今後はTSEを存続会社として、3PLとフォワーディングをワンストップで提供するとしている。

タイでは、2002年に設立したエターニティ・グランド・ロジスティクス社(ETG)に、04年に設立したバンテック・アマタ・ロジスティクス社(VAL)と05年に設立したバンテック・トランス社(VTR)の事業を譲渡。VALとVTRは清算する。

今後はETGが貨物自動車運送事業、貨物自動車利用運送事業、通関業、倉庫業、コンテナ荷扱業などを展開。地域のリソースを集約することで、サービスレベルと経営効率の向上を目指すとしている。