拠点・施設中国の大手EC(電子商取引)サイト「JD.com」を運営する京東商城のインフラ投資・管理プラットフォームであり、同社傘下の京東地産(JDプロパティ)は22日、英国レスター郊外に位置する物流施設を取得したと発表した。
取得したポートフォリオには、延床面積計2万1500平方メートル(23万1000平方フィート)の大型倉庫2棟に加え、最大6万3000平方メートル(67万8000平方フィート)の近代的な工業・物流施設の開発がすぐに可能なグリーンフィールド用地が含まれる。
同社は2022年、ミルトン・キーンズにある3万3500平方メートル(36万1000平方フィート)の倉庫を取得し、英国市場へ参入。今回の買収により、同社の英国における倉庫の総保有面積は36万5000平方メートル(393万平方フィート)に拡大する。

(出所:JDプロパティ)
新施設は、英国物流の要衝とされる「ゴールデントライアングル」に位置し、M1およびM69高速道路へのアクセスに優れる。周辺20キロ圏内には100万人が居住し、4時間以内で英国人口の90%に到達可能な立地条件を備える。
取得したグリーンフィールド用地では、グレードAの最新物流施設の開発を計画。既存倉庫についても、BREEAM ExcellentやEPC A評価を取得しており、EV(電気自動車)充電インフラや屋上太陽光発電の導入を見据えるなど、高いESG基準に基づいた施設となっている。
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