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NXHD、日通の15万平米物流施設を譲渡

2025年12月23日 (火)

M&ANIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は22日、連結子会社の日本通運が所有する物流センターの土地・建物を譲渡し、2025年12月期に不動産売却益を計上すると発表した。譲渡日は12月25日を予定している。この売却益は、すでに同期の連結業績予想に織り込んでいる。

譲渡するのは東京都江東区に所在する物流センターで、敷地面積は5万9504平方メートル、延床面積は15万1345平方メートル。譲渡価額は1000億円、売却益は720億円を見込んでいる。譲渡先はエムエル・エステート(東京都港区)となる。同物流センターについては、売却後も別途締結する賃貸借契約に基づき業務を継続する。

今回の譲渡は、現行の経営計画に掲げる企業価値向上策の一環。ROE向上や成長戦略の推進に向け、高収益事業へのシフトや資産入れ替えを進めるなかで、資本収益性の低い不動産を売却し、含み益を成長投資の原資として活用する狙いがある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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