中小製造業向けにDXのポイント解説、テクノア

サービス・商品中小製造業向けDX（デジタルトランスフォーメーション）支援ソフトの開発などを手がけるテクノア（岐阜市）は22日、製造業向けにDXのポイントをわかりやすく解説したコラム「2025年のDX取り組みを総点検！2026年に向けた製造業DX戦略立案ガイド」を公開した。AI（人工知能）活用やセキュリティー、人材育成のDXなど重要なトレンドを解説し、具体的な成功事例なども紹介している。

同社は、中小規模の製造業者や医療機関などを対象に、各種パッケージソフトを開発しているほか、IT経営コンサルティングや伴走支援型サービスでDXのサポートを行っている。

こうした経験を生かし、新年度の準備に入る年末時期に、中長期的な視点で自社の経営を見直してもらおうと、DXを進めるためのポイントをコラムとしてまとめた。年末年始の経営戦略見直しに役立つ診断リストも盛り込んでいる。

主な内容は、「生成AIの業務活用」「クラウド化の加速」「サプライチェーン全体のデジタル化」の3つのトレンドについての解説や、実際にDXで成果を上げた3社の実例などで、同社独自の「DX変革ロードマップ」に基づいた全20問のチェックリストもある。チェックリストによって、自社が「デジタイゼーション（デジタル化）」「デジタライゼーション（データ活用）」「DX実践」のどの段階にあるのかを客観的に把握できる。

同社は「1月から3月にかけての予算申請や新年度の準備を見据え、年末年始に具体的な計画を練ることは非常に重要。日常業務から離れ、中長期的な視点で自社の経営を見つめ直すことができる年末に合わせ、ポイントを実践的なコラムにまとめた」としている。

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