名古屋港の3月輸出額15％増、自動車がプラスに

ロジスティクス名古屋税関がこのほど発表した名古屋港貿易概況速報によると、3月の輸出額は1兆1429億円（前年同月比14.9％増）で2か月ぶりの増加となった。輸入額は4351億円（7.1％造）で2か月連続の増加。差引額は7077億円（20.3％増）で2か月ぶりの増加だった。

輸出額は7か月連続で全国最大。「航空機類」が1.1％減となったものの、「自動車の部分品」が17.5％増、「自動車」が6.2％増で全体をけん引した。自動車の部分品は2か月振り、自動車は14か月振りの増加となった。

輸入は「液化天然ガス」が26.8％減だったものの、「金属鉱及びくず」が111.7％増加。「絶縁電線及び絶縁ケーブル」も20.1％増と大幅に増加した。