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GLR、常総市で2分割可の物流施設開発へ

2021年4月23日 (金)

拠点・施設ジーエルアールインベストメント(GLRインベストメント)は23日、投資ファンドから出資を受けた2つの特定目的会社を通じて、茨城県常総市に物流施設開発のための土地と建物を取得したと発表した。GLRインベストメントが施設開発プロジェクトやリーシング、完成後の運営を担う。

大生郷工業団地内の敷地2万4684平方メートルに、既存建物を建て替えて、地上2階建て・延床面積2万3700平方メートルの物流施設を建設する。建物は最大2区画に分割可能とし、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各区画に各2基、計4基備える。完成は2023年2月末を見込む。

圏央道の常総インターチェンジからは6.4キロメートルで、国道294号線へのアクセスも良いことから、首都圏に加えて東北エリアなどもをカバーできる交易拠点とする考え。所在する工業団地は常総市の重要な産業拠点で、24時間操業が可能である点も、3PL企業や荷主企業にアピールする。

また、常総インターチェンジ周辺は農業の活性化のための「アグリサイエンスバレー」の整備が進められており、23年のオープン後は新たな産業の拠点として期待できるという。

■プロジェクトの概要
所在地:茨城県常総市大生郷町字中丸6139番7他 「大生郷工業団地」内
敷地面積:2万4683.53平方メートル(7466.76坪)
延床面積:2万3700平方メートル(7170坪)
構造:鉄骨造・地上2階建て
駐車場:普通車100台以上、大型車待機場設置
完成:2023年2月末