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GLR、茨城県常総市に物流施設を開発着工

2022年3月7日 (月)

国内ジーエルアールインベストメント(GLR、東京都千代田区)は7日、物流施設「CMRE IM 常総EAST」(仮称、茨城県常総市)を開発すると発表した。2023年3月末の完成予定だ。

「大生郷工業団地」内に物流施設を建設。2区画に分割できる仕様とするほか、荷物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ3基備える計画で、庫内オペレーション効率の高さを意識した構成とする。24時間操業が可能であることも、3PLや荷主企業への訴求ポイントだ。

(イメージ)

立地面では、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)常総インターチェンジ(IC)を最寄りに、高速道路を経由して首都圏各地だけでなく東北・信越・東海地方など広域輸送にも対応できるのが強みだ。

圏央道エリアの物流施設は、東京都心をはじめとする大消費地の後背地として物流需要が高く、空室率の低下傾向が続いている。一方で新規供給は限定的であることから、EC(電子商取引)の普及や新型コロナウイルス禍に伴う宅配需要の高まりによる消費スタイルの多様化で、倉庫需要の増加や労働環境の改善、建物・設備の老朽化による高機能倉庫のニーズの受け皿になる希少な物流施設として訴求する。

GLRは、CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(東京都千代田区)とともに物流施設の開発プロジェクトからリーシング、完成後の運営までを担うアセットマネジメント業務を担当。GLRが強みとする物流施設のリーシング力を生かして優良なテナントを誘致することで、早期の収益化を図る。

■CMRE IM 常総EASTの概要
所在地:茨城県常総市大生郷町字中丸6139-3他「大生郷工業団地」内
敷地面積:2万4683.53平方メートル
延床面積:2万7500平方メートル(予定)
構造:鉄骨造、地上2階建て(予定)
交通:圏央道「常総IC」6.4キロ、関東鉄道常総線「三妻駅」5キロ
駐車場:普通車139台、大型車待機場設置(予定)