イオンとトヨタ、物流改善とCNで検討開始へ

環境・CSRイオンの物流機能子会社であるイオングローバルSCM（千葉市）とトヨタ自動車は27日、物流改善とカーボンニュートラルの推進に関して、共同で新たな取り組みのための検討を開始すると発表した。イオングローバルSCMの物流ノウハウと、トヨタ自動車の生産ノウハウやコネクティッド・電動化技術を組み合わせることで、物流業界の人手不足解消や二酸化炭素排出削減などの解消をめざす見通し。

そのほか、サプライチェーン全体の効率化や、コネクティッドシステムの構築などに関しても検討する。両社による協働は、トヨタ自動車ががいすゞ自動車、日野自動車と公表したプロジェクト「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ」の一環として位置付け、今後は新たなパートナーとの連携も視野に入れる。