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JMU、スエズマックスタンカー「ゼウス」引渡し

2021年4月28日 (水)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は28日、三重県の津事業所で、プラタノス・シッピング社向けに建造していたスエズマックスタンカー「ゼウス」を引き渡した。汎用型の次世代スエズマックスタンカーとして、省エネ・環境負荷の低減効果を追求したもの。

同社によれば、最新の解析技術によって低抵抗性の船型を実現。合わせて、独自開発の省エネデバイスや、高効率プロペラなどにより、従来船に比べて大幅に推進性能と低燃費性を向上させたという。

■「ゼウス」の概要
寸法:全長274.3メートル×幅48メートル×深さ23.15メートル
載貨重量:15万9153トン
総トン数:8万2602トン
主機関:MAN B&W 7S65ME-C8.5ディーゼル機関1基
定員:28人
船級:LR
船籍:バハマ