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JMU、タンカー「ディミトリオス」引渡し

2021年6月22日 (火)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は22日、三重県の津事業所で建造していたスエズマックスタンカー「DIMITRIOS」(ディミトリオス)を、イモーラ・ナヴィゲーション社に引き渡したと発表した。汎用型スエズマックスタンカーの次世代船として開発したもの。

最新の解析技術で低抵抗性などを追求した船型に加えて、高効率プロペラを搭載したことにより、従来船に比べて大幅に推進性能を向上。また、電子制御エンジンや低摩擦塗料の採用により、燃費削減も達成した。バラスト水処理装置の装備などにより、さまざまな環境規制にも対応するという。

■「ディミトリオス」の概要
主要寸法:全長274.3メートル
幅:48メートル
深さ:23.15メートル
載貨重量:15万9159トン
総トン数:8万2602トン
主機関:MAN B&W 7S65ME-C8.5 ディーゼル機関1基
定員:28人
船級:LR
船籍:バハマ