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山九、20年度はコロナ響き売上6%減・営利16%減

2021年5月10日 (月)

財務・人事山九が10日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が5338億7000万円(前年同期比6.2%減)、営業利益が339億2800万円(16%減)、最終利益が235億4000万円(8.1%減)となった。コロナ禍により、主力の物流事業と機工事業がともに減収減益となったことが影響した。

売上高の5割超を占める物流事業部門は、売上高が2691億4300万円(5.2%減)、営業利益が95億6700万円(11.8%減)だった。部門内の港湾、国際物流、一般輸送・3PL、構内作業の各事業のうち、港湾事業については在来船荷役などが大幅減となったものの、新規航路獲得によるコンテナ取扱増もあり増益だったという。

今期は売上高5340億円(微増)、営業利益305億円(10.1%減)、最終利益195億円(17.2%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/通期 [前年同期比]21/3/3Q [前年同期比]21/3/中間 [前年同期比]21/3/1Q [前年同期比]
売上高533,870 [-6.2%]400,654 [-6.2%]269,550 [-5.4%]137,484 [-2.5%]
営業利益33,928 [-16%]26,236 [-13.6%]17,464 [-9%]9,130 [-3.9%]
最終利益23,540 [-8.1%]18,363 [-5.1%]11,022 [-13.4%]4,765 [-25.1%]
売上高営業利益率6.4%6.5%6.5%6.6%