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名港海運の営利27%減、自動車関連の輸出減少

2021年5月13日 (木)

財務・人事名港海運が13日に発表した2021年3月期の連結決算は、売上高670億5400万円(前期比5.4%減)、営業利益35億8000万円(27.1%減)、最終利益43億1800万円(11.1%増)となった。

同社が事業基盤を置く名古屋港の港湾貨物は、自動車や自動車部品の輸出が減少。同社グループでも自動車部品の取り扱いが減少した。輸入貨物では、非鉄金属やトウモロコシの取り扱いが減少したものの、食糧の取り扱いが増加した。

これらの影響により、港湾運送、倉庫保管、陸上運送、その他の4部門が減収。航空貨物運送部門は輸出貨物が好調に推移し、唯一増収となった。

今期は売上高685億円(2.2%増)、営業利益39億円(8.9%増)、最終利益32億円(25.9%減)を見込む。