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大東港運、鋼鉄物流の不調響き営利1割減

2021年5月14日 (金)

財務・人事大東港運が14日に発表した2021年3月期の連結決算は、過去最高を記録した前期に迫る売上高222億4700万円(前期比3.7%減)を確保したものの、鉄鋼物流部門と子会社の不調が響き、営業利益は10.5%減の7億8200万円で着地した。

鉄鋼物流部門は、鉄鋼製品の国内需要の減少により、部門売上14.1%減、部門利益49.4%減。輸出入貨物部門は、主力の畜産物と水産物の取り扱いが伸び悩み、部門売上が1.4%減少したものの、部門利益は7.9%の増益となった。

今期は会計基準を改める関係で、売上高が29%減の158億円に目減りするものの、営業利益は8.7%増の8億5000万円を見込む。