国交省、運転手のワクチン接種に関し事務連絡

行政・団体国土交通省は26日、全国トラック協会に宛てて、トラック運転手の新型コロナウイルスワクチン接種に関する留意事項を示す事務連絡を発出した。接種後の運転手の健康管理や、会員企業における体制整備などについて注意を促すもの。

具体的には（1）厚生労働省ウェブサイトなどを参考に、ワクチン接種の副反応について正しい知識を持った上で接種に臨むこと、（2）接種後の1、2日間は発熱などの体調変化に注意し、点呼時にも入念に体調確認を行うこと、（3）接種後、運転中に体調の異変を感じた場合は、無理に運行を継続せず、速やかに営業所に連絡するなどの指導を徹底し、営業所において適切な判断・指示を実施するための体制を確保すること、（4）かかりつけ医や産業医にも相談し、健康管理に留意すること──を求めている。