日本郵船、子会社株の51％を日本郵政不動産に譲渡

ロジスティクス日本郵船は27日、連結子会社である郵船不動産の発行済株式の51％を、日本郵政の完全子会社の日本郵政不動産に譲渡すると発表した。理由については「日本郵政不動産とパートナーシップを組み事業を展開することが、郵船不動産の成長と企業価値向上のための最善策と判断した」としている。

譲渡の時期は未定。株式の譲渡後、郵船不動産は日本郵船の持分法適用関連会社となる。

日本郵船は今回の譲渡額を明らかにしていないが、2022年3月期の第2四半期に特別利益として230億円を計上する見込み。5月に公表した通期連結業績予想には織り込み済みとしている。