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日通、羽田京浜島センターに新たなマテハン機器

2021年5月31日 (月)

▲処理能力を2倍に引き上げるクロスベルトソーター(出所:日本通運)

拠点・施設日本通運は5月31日、羽田京浜島航空貨物センターに新たなマテハン機器を導入した。自動仕分け機として使用していたスチールベルトソーターは、高速・高品質な仕分け作業に向けてクロスベルトソーターに変更。従来機に比べて処理能力を2倍に引き上げるとともに、仕分け作業時の貨物への衝撃や、貨物の形状による仕分け処理能力差を減らすという。

また、従来は規格外の貨物については手作業で仕分けを行っていたが、新たにスライドソーター方式の自動仕分け機を導入。併せて自動仕分け機への投入作業用にAIを搭載したロボットアームを、トラックから自動仕分け機投入口までの搬送のために自動ロールボックス搬送装置を、それぞれ導入した。

同センターは日本通運が羽田エリアに有する2つの国内航空貨物専用ハブ拠点の1つ。羽田空港国内貨物地区内に位置する「羽田空港貨物センター」については、2017年にマテハン機器の刷新を実施している。