三菱地所、埼玉で「ロジクロス春日部」完成

▲ロジクロス春日部（出所：三菱地所）

拠点・施設三菱地所によれば、埼玉県春日部市で開発を進めるマルチテナント型物流施設「ロジクロス春日部」が5月31日に完成した。敷地面積は1万9093平方メートル、延床面積は3万9300平方メートルで、現時点で3分の1の区画について使用テナントが決定してるという。

同施設は鉄骨造の地上4階建て。垂直搬送機とドックレベラーは既設のものに加えて、追加工事で各区画に1機を増設できる。休憩室の内装は同社グループのメック・デザイン・インターナショナルと共同で開発し、デザイン性の高い家具やインテリアを配置して快適な空間づくりを目指した。

春日部野田バイパスや東北自動車道にアクセスしやすいことから、首都圏から東北エリアまでをカバーする広域配送拠点としての活用を期待する。同市は居住者の多いさいたま市や川口市などと隣接することから、雇用確保の面でも優位性が高いという。

■「ロジクロス春日部」の概要
所在地：埼玉県春日部市永沼字中道699番3
敷地面積：1万9093.11平方メートル
延床面積：3万9300.4平方メートル
構造：S造地上4階建て
床荷重：1.5トン／平方メートル
梁下天井有効高：5.5メートル（一部を除く）
アクセス：春日部野田バイパス「庄和IC」から1.7キロ、東北自動車道「岩槻IC」より11キロ、東京外環自動車道「草加IC」から15キロ、東武野田線「藤の牛島駅」から徒歩20分、朝日バス「イオンモール春日部前停留所」から徒歩16分

三菱地所､ロジクロス5棟38.6万m2の開発着手