ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

シーネット、サイバーリンクスとシステム連携

2021年6月9日 (水)

サービス・商品シーネット(千葉県船橋市)は9日、同社が提供する倉庫管理システム「ci.Himalayas(シーアイヒマラヤ)シリーズ」と、サイバーリンクス(和歌山県和歌山市)が提供するクラウドEDI(電子データ交換)プラットフォームのシステム間連携を発表した。多様な通信手順や通信手段に対応する、安定したデータ連携の実現に向けたもので、すでに顧客の1社についてデータ連携を開始したという。

シーネットによれば、これまではEDI基盤を自社構築し、ユーザーが求める通信手順や通信手段に合わせて、設備の増強やアプリケーションの改修を実施。利用企業が増えている流通BMS(ビジネスメッセージ標準)についても、一部の顧客に専用設備の準備や個別対応を続けていたため、システム稼働までに期間を要し、追加コストが発生していたという。また、ユーザーが負担するEDIの通信コストが都度変動することも課題となっていた。

これらの課題を解決するためにシーネットは、大手流通企業の採用率が高く、さまざまな通信手順や通信手段に対応でき、通信コストを含む利用料金で提供できるサイバーリンクスのクラウドEDIプラットフォームと連携。シーネットも近年は流通企業へのシステム導入が拡大していることから、今後は流通企業の基幹システムとシーネットのWMSの連携がよりシームレスになり、ユーザーの設備投資の負担などが軽減するとしている。

▲クラウドEDIとシーアイヒマラヤの連携イメージ(出所:サイバーリンクス)