ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

イリス、自動倉庫クレーン用位置決めセンサー販売

2021年6月10日 (木)

サービス・商品ドイツ製産業機器の輸入商社であるイリス(東京都品川区)は、独ロイツェ社のレーザー式バーコード判読技術を応用した自動倉庫向け位置決めセンサーの販売提案を始めた。

自動倉庫は、スタッカークレーンが棚に沿って移動し、目的の地点で停止して荷物を出し入れする。その際、停止位置を高精度で覚知するための的確な制御が必要となる。レーザー距離センサーを用いてクレーンと地上側の距離を測定することで位置を特定する手法があるが、計測距離に応じて誤差が広がる場合があり、その精度の向上が課題となっていた。

ロイツェ社製のセンサ「BPS 300iシリーズ」は、クレーンがレール上のバーコードラベルを判読しながら走行し、リアルタイムでシステム側に現在位置を出力するため、センサーとラベルの間の読取距離が一定であることから、位置情報に誤差が生じず、正確な位置で停止させることができるという。