国際三井造船は12日、ベトナムのHaiphong International Container Terminal Company(HICT社)から、ラックフェン港向けコンテナクレーン30基を受注したと発表した。
岸壁用ガントリークレーンが6基、ヤード用トランスファークレーンが24基で、これらのクレーンは日越両国による官民連携プロジェクトとして建設が進められているラックフェン港に納入され、2019年に完工する。
今回受注したコンテナ用岸壁クレーンは、ベトナム国内最大のサイズで、世界最大級のコンテナ船荷役に対応したクレーン。またヤード用トランスファークレーンは、24基全てがケーブルリール式電動クレーンとなり、従来型クレーンに比べて大幅に燃料を削減できる環境配慮型クレーンとなっている。