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栗林商船、富良野の青果物卸を子会社化

2021年7月20日 (火)

ロジスティクス栗林商船は20日、青果物卸売業者の北千生氣(きたちせいき、北海道中富良野町)の全株式を取得し、完全子会社化したことを発表した。同日付で契約締結と株式の譲渡を実施。取得価額はアドバイザリー費用5000万円を含めて8億円としている。

栗林商船によれば、同社の顧客基盤や物流網と、北千生氣の仕入・販売に関するネットワークの組み合わせにより、シナジーを生み出すことが狙い。また、地域の農業を支援して地域貢献にも取り組むという。

北千生氣の設立は1975年5月で、主な事業は地域で生産するニンジンやタマネギなどの青果物の仕入・加工・保管・販売。各地の中央・地方卸売市場や青果物卸売業者などが顧客となる。

なお、同社の2021年4月期の売上高は20億8400万円(前年度比3.2%増)で、営業利益は3000万円(前年度は1400万円の赤字)、最終利益は3400万円(34倍)。