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エミレーツ、東京五輪馬術競技出場247頭を空輸

2021年7月26日 (月)

ロジスティクスエミレーツ航空の貨物部門のエミレーツ・スカイカーゴ(アラブ首長国連邦・ドバイ)は26日、東京オリンピック競技大会の馬術競技に出場する馬247頭を計8回の運航便で東京国際(羽田)空港へ輸送すると発表した。エミレーツ・スカイカーゴは、慎重さを必要とする馬の貨物便での輸送実績を示すことで、高レベルの輸送品質を印象付ける狙い。

今回の馬の輸送は、ベルギーのリエージュから東京までの行程。ボーイング777-F貨物機を使用し、馬の輸送用に特別に設置した131のストールに加え、飼育員59名と特別用具100トン、飼料と水20トンを運ぶ。競技大会後は、東京国際空港からリエージュに戻るために、往路と同様に8回のチャーターフライトで空輸する。飛行中、馬は特別に設置されたストールの中で快適に過ごす。飼育員が同乗し、馬に適切な食事と水を与える等の世話をする。

エミレーツ航空は、世界6大陸の国際的なスポーツ大会へ出場馬を数十年にわたって輸送してきた実績がある。

■馬術競技に出場する馬を東京へ輸送する様子(出所:エミレーツ航空)