ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本ロジシステム協、2社の現場改善事例を披露

2021年8月12日 (木)

行政・団体日本ロジスティクスシステム協会は12日、「ロジスティクスシステム研究会第3回会合」の内容を発表した。カリモク家具(愛知県東浦町)がQCサークル活動(同じ職場内で品質管理活動を自発的に小グループで行う活動)の成果を報告したほか、バンダイロジパル(東京都葛飾区)がプラモデルのサプライチェーンマネジメントの取り組みを紹介した。

カリモク家具のQCサークル活動は、「自分たちのことを自分たちで決められる」人材を育てるための取り組み。「草の根」の活動から始まった現場改善や社員のモチベーション向上策について、失敗談を含めて披露した。バンダイロジパルは、プラモデルの生産工程や製品の供給体制における工夫やこだわりの取り組みを説明。少量多品種の商品群を、在庫を確保しながら供給できる仕組みづくりや、荷主にあたる親会社との機転の効いた連携策について、エピソードを交えて説明した。