行政・団体日本郵便は26日、コートジボワールのアビジャンで開催中の第27回万国郵便連合(UPU)大会議において行われたUPU国際事務局長選挙で、日本政府が擁立した同社常務執行役員の目時政彦氏が当選したと発表した。
UPUは192の国・地域が加盟する国際連合の専門機関で、国際事務局長に日本を含むアジア・太平洋地域(APAC)の出身者が就任するのは初めて。任期は来年1月から1期4年間で、最大2期までとなる。
目時氏は国際郵便分野をはじめ、郵便業務全般に精通しており、UPUでは世界の郵便業務などの技術上の問題を取り扱う、郵便業務理事会の議長を務めた経験がある。