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CMA CGM、仏領西インド諸島に医療機器輸送

2021年8月31日 (火)

国際仏コンテナ船大手のCMA CGMは30日、航空貨物部門の「CMA CGMエア・カーゴ」が、パリからカリブ海のフランス領グアドループとマルティニークに医療機器を輸送したと発表した。同地で発生した新型コロナウイルス感染症患者に対応するためのもので、フランス政府の要請によりわずか数日で実行された。

同社が輸送したのは、現地の病院に必要な酸素発生器や濃縮器、ボトル、X線装置、透析用機器などで、総量は43トン。28日夕方にパリで自社保有のエアバスA330-200F型機に積み込んだ後、29日にグアドループ島とマルティニーク島に無事に届けた。

CMA CGMはことし2月にCMA CGMエアカーゴを立ち上げ、4機のA330-200F型機で欧州から米国、中東などへの航空輸送を手がけている。