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大成建が「物流への要求品質」発表、JILS研究会

2021年9月7日 (火)

行政・団体日本ロジスティクスシステム協会は6日、同会の「ロジスティクスシステム研究会」が8月17日にオンラインで開催した第4回会合の内容を発表した。この日は、メンバー企業である大成建設がゼネコンの立場から「物流業界に求められる品質について」のテーマで発表したほか、ことし11月の合宿会合に向けたグループ討議の時間を設けた。

大成建設は、物流施設施工やロジスティクスに関するコンサルティングなどの取り組みについて説明。また、近年話題となっているGDP(医薬品物流に関する適正流通基準)など、物流の品質に関する規制や規格についても解説した。

終了後のアンケートでは「物流拠点のあり方のトレンドが、BCPの観点から、従来の集約型から分散型に変わってきていることが分かり、勉強になった」「業界・分野によっては荷主が物流事業者に求めらるものが異なり、コストだけでなく品質も求められていると感じた」などの意見が集まった。

合宿会合に向けては、合宿で研究対象とする企業の絞り込みを実施。メンバーが挙げた企業の特徴や強みなどについて意見交換した。

8月末時点の同研究会の参加企業は、京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区)を追加して、22社25人となった。