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3PLの「現在地」や市場展望を発表、JILSロジ研会合

2021年10月5日 (火)

イベント日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は4日、9月14日にオンラインで開催したロジスティクスシステム研究会の第5回会合の内容について発表した。今回はロジ・ソリューション(東京都江東区)が「3PLの現在地」と題した発表を行ったほか、各メンバー企業が11月の合宿会合に向けて進めている、グループ別の企業研究の経過を報告した。

ロジ・ソリューションは今後の3PL事業の市場の展望や、荷主との関係性などについて説明。荷主は3PL業者の運送コストが高くなると自社配送に切り替えようとするが、一度3PL業者に任せた作業を自社に戻そうとしても、その時点では自社内にノウハウを持った社員がいなくなっているため、自社に戻すことができない傾向がみられることなどを紹介した。一方、3PL企業にはこれまでのサービスからの進化が求められていることも説明した。

11月の合宿会合に向けたグループ別の企業研究については、各グループが研究対象とした企業と、その決定に至るまでの経過を報告。終了後のアンケートでは「メーカー、物流、サービスなど、さまざまな業種における強い企業が紹介されておりおもしろかった」「自社と近い業種・業態の企業に関する情報でなくても、勉強になる情報はたくさんあることを再認識した」などの意見が寄せられた。