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全ト協、11月16日から恒例の「正しい運転運動」

2021年9月7日 (火)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は11月16日から来年1月10日まで、毎年恒例の「正しい運転・明るい輸送運動」を実施する。年末年始の輸送繁忙期における安心・安全な輸送サービスの提供に向けたもので、今回が61回目。

今回の取り組みに盛り込んでいるのは、(1)飲酒運転の根絶、(2)追突事故・交差点における事故防止の徹底、(3)過労運転防止の徹底、(4)確実な点呼の実施、(5)携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底──など15項目。このうち飲酒運転の根絶については、業界を挙げて啓発活動を展開している一方で、トラック運転手による飲酒運転が相次いでいることから、各社に特段の取り組み強化を要請する。

具体的には、各事業所での対面での点呼時に加えて、電話などで行う点呼の際にも酒気帯びの有無の確認を確実に行える体制が確立できているか否かを再確認し、必要に応じて見直しを行う。事業用トラックが関係した事故事例を周知するなどし、飲酒運転根絶に向けた意識の徹底を図る。