カクヤス、即日配送サービスで冷凍食品に対応

フードカクヤス（東京都北区）は28日、自社ECサイト「カクヤスネットショッピング」で冷凍食品の即日配送サービスのテスト販売を開始した。

「ごはん」「おつまみ」が送料の追加なく、1個から最短1時間で配達する。まずは品川・目黒・杉並エリアでテスト販売を行い、段階的に拡大する。

カクヤスはこれまで「即日配送サービス」として常温品の短時間配送サービスを提供してきたが、グループ会社の明和物産（練馬区）が運用する拠点を活用し、配送システムとオペレーションを導入して冷凍食品の即日配送サービスを構築した。

明和物産は都内城西・城南地区を中心に乳製品などの定期配送サービスを展開しており、カクヤスは明和物産の三温度帯配送ノウハウを自社の配送サービスに連携させることで、カクヤスグループ全体の取り扱い商品拡大やほかのエリア、ほかのサービスにも展開したい考え。

カクヤスは「今後も、ラストワンマイルを自社配送で持っている強みを活かし、顧客のさらなるニーズに対応するため酒類に限らない新たな商品の取り扱いをプラスしていく」としている。