鉄道貨物輸送量7月、経済回復反映し前年比1.5％増

調査・データ国土交通省が発表した鉄道輸送統計月報によると、ことし7月の鉄道貨物輸送量は数量ベースで307万4937トンで、前年同月比1.5％増となった。トンキロベースでは14億7077万7000トンキロで同5.1％増だった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復が数字にも表れているが、2019年7月実績との比較では、数量ベースで15.2％減、トンキロベースでも13.3％減と大きく落ち込んでおり、コロナ禍以前の水準には遠く及ばない状況だ。

内訳は、コンテナが数量ベースで177万8269トン（同4.7％増）、トンキロベースでは13億6536万8000トンキロ（同5.5％増）。車扱は数量ベースで129万6668トン（同2.6％減）、トンキロベースでは1億540万9000トンキロ（前年同月と同じ）だった。