Wolt、福岡のイオンで一般用医薬品配送事業を開始

（出所：Wolt Japan）

メディカルデリバリーサービス「Wolt」（ウォルト）を展開するWolt Japan（ウォルトジャパン、東京都渋谷区）は28日、イオン九州（福岡市博多区）の「イオンショッパーズ福岡店」（福岡市中央区）で一般用医薬品（OTC医薬品）1000品目の宅配サービスを11月2日に始めると発表した。

Wolt Japanはことし8月に北海道地区においてOTC医薬品のデリバリーサービスを開始しており、九州地区での医薬品デリバリーはイオンショッパーズ福岡店が初めてとなる。通常の食料品や日用品に加え、第2類と第3類の医薬品1000品目をデリバリー対象商品に追加。適性テストを受けた質の高い配達パートナーが注文から30分で自宅や職場に届ける。医薬品デリバリーに関するユーザーの要望も高いことから、今後も取り扱い店舗の拡大を検討していく。

OTC医薬品デリバリーは、配達受付時間が11時から20時。店舗から5キロメートルいないを配達エリアとする。Woltは2014年にフィンランド・ヘルシンキで創業。現在23か国180都市以上で展開しており、日本では20年3月の広島を皮切りにサービス提供を開始し、現在19都道府県34都市でサービスを実施している。