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JR東、北海道産魚介類を新幹線とバスで館山に直送

2021年11月19日 (金)

▲東京駅で梱包された鮮魚をバスに載せ替える様子(出所:JR東日本)

ロジスティクス東日本旅客鉄道(JR東日本)とジェイアール(JR)バス関東(東京都江東区)は18日、北海道・東北新幹線と高速バスを活用した魚介類の即日輸送を実施すると発表した。

朝にとれた北海道産魚介類を新函館北斗駅(北海道北斗市)から新幹線「はやぶさ」で輸送。東京駅で高速バス「なのはな」に載せ替えて館山駅(千葉県館山市)まで運び、同市内のホテルや飲食店に夕方までに届ける。

JR東がことし10月に開始した、新幹線や在来線特急列車を活用した輸送サービス「はこビュン」を活用。今回は、列車に高速バスを組み合わせた「はこビュンplus(プラス)」のサービスとして、ジェイアール東日本物流(東京都墨田区)が運用する。

(出所:JR東日本)

今回の鮮魚即日輸送サービスは、11月26日と29日、12月2日と4日に実施。総輸送距離964.2キロメートルを7時間弱で輸送する。

JR東は、はこビュンの積極的な展開により、定時制と速達性を生かした営業列車による輸送サービスを強化していく方針で、地域の産業振興やモーダルシフトを含めた社会貢献につなげていく。