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日本ロジスティクスファンド、上限144億円CL設定

2021年11月26日 (金)

(出所:日本ロジスティクスファンド投資法人)

産業・一般物流特化型日本版REIT(リート)の日本ロジスティクスファンド投資法人は26日、外部成長の推進に向けたコミットメントライン(CL)を設定すると発表した。

特定資産の取得やリファイナンスなどで機動的で安定的な資金調達手段を確保するとともに、さらなる強固な財務基盤を構築するため、借入限度額144億円のコミットメントラインを設定。今夏に契約を開始した借入限度額175億円のコミットメントラインを含めて、日本ロジスティクスファンド投資法人が設定したコミットメントラインは総額319億円となる。

日本ロジスティクスファンド投資法人は、不動産売買市場における入札やスポンサーからの収益物件の取得に加えて、事業パートナーとの協同開発など価格競争を回避して優良物件を有利な条件で取得するアプローチも展開。不動産売買市場の環境変化に対応した外部成長戦略を採ることにより、分配金の安定的で持続的な成長を実現する戦略を掲げる。

今回のコミットメントラインは、三井住友銀行と三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行の3行に対してそれぞれ25億円ずつ、さらにみずほ銀行に19億円、りそな銀行と七十七銀行、関西みらい銀行、山口銀行、新生銀行の5行にそれぞれ10億円の借入限度額を設定。ことし12月1日の契約開始で、期間は2024年11月30日までの3年間。