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マースク、パキスタンで医薬低温物流システム構築

2021年12月7日 (火)

(出所:APモラー・マースク)

国際デンワークのAPモラー・マースクは5日、パキスタンのカラチとイスラマバードに2つのコールドチェーン施設を整備すると発表した。

当地で医薬品を提供する2企業とともに、医薬品統合コールドチェーンソリューションを形成する狙い。マースクは今回のパートナーシップ締結により、医薬品を最適温度で保管し消費者に届けるシステムの構築につなげる。

今回新設する2つの施設では、最先端の倉庫管理システムを導入することで正確な在庫管理を確保。特に有効期限に敏感な医薬品物流において、在庫管理サービスは非常に重要なポイントだ。マースクは以前に小売業界でカラチに倉庫ソリューションを提供してきたが、イスラマバード地域に参入するのはこれが初めて。

マースクは今回のパキスタンでの取り組みを契機として、高水準の医薬品物流の展開を加速していく。