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JR貨物、年末年始の貨物列車運行数は前年比53%減

2021年12月14日 (火)

(イメージ)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)は14日、2021年度の年末年始期間における貨物列車の運転計画を発表した。新型コロナウイルス禍による経済停滞の影響が依然として継続するなかで、貨物の輸送は回復に至っていないものの、生活費必需品の物流継続を図るためにコンテナなど貨物列車を運行する。

JR貨物は、12月25日から22年1月4日までを年末年始期間と設定。12月25日まで概ね通常どおりの運転を行うほか、30日までは一部の列車を運転する。年始は1月4日午後以降の列車から順次運転を行い、年末年始期間中に合計366本(前年比53%減)のコンテナ列車を運転する。

30日まで運行する主なコンテナ列車は、隅田川(東京都荒川区)発札幌貨物ターミナル(札幌市白石区)行き▽札幌貨物ターミナル発隅田川行き▽東京貨物ターミナル(東京都品川区)発福岡貨物ターミナル(福岡市東区)行き▽福岡貨物ターミナル発東京貨物ターミナル行き――など。

JR貨物は、年末年始もこうした貨物列車の運行を実施することで、物流業界におけるカーボンニュートラルの機運高揚の契機とするほか、環境特性や労働生産性に優れた貨物鉄道輸送への理解を促していく。