ゼロ、東証新市場区分で「スタンダード」申請

（出所：ゼロ）

認証・表彰ゼロは23日、東京証券取引所の新市場区分で「スタンダード市場」を選択することを役員会で決議し、同日東証に選択申請した。ゼロは市場適合状況に関する一次判定を受けたことし7月9日時点で、東証の定めているスタンダード市場の上場維持基準を満たしていなかったため、今後の基準適合に向けた取り組みをまとめた計画書も発表した。

市場適合には「株主数」「流通株式数」「流通株式時価総額」「流通株式比率」で一定の基準を満たす必要があるが、ゼロは流通株式比率で基準を下回っている。計画書では、固定株の割合が大きいことに加え、日々の出来高が低水準なために株式が売買されにくい環境にあることなどを課題に挙げ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上により多様な投資家から支持を集めることで、流通株式比率の向上を図るとしている。