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京極運輸商事、東証新市場「スタンダード」選択へ

2021年10月27日 (水)

ロジスティクス京極運輸商事は27日、2022年4月に予定されている東京証券取引所の新市場区分への移行に関して、「スタンダード市場」を選択する方針を決めたと発表した。

移行基準日の段階で、スタンダード市場の上場維持基準4項目について、流通株式数と流通株式比率は満たしているものの、株主数と流通株式時価総額について基準値に達していなかった。しかし、9月末日時点で株主数は基準値に達しており、流通株式時価総額も9億5000万円と基準値の10億円に迫っていることから、スタンダート市場の選択を決定した。

京極運輸商事は、新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を作成し、ことし12月までに東証へ提出する。

東証は、現在の「1部」「2部」「ジャスダック」「マザーズ」の4市場について、グローバル企業向けの「プライム」、中堅企業向けの「スタンダード」、新興企業向けの「グロース」の3市場に再編。物流業界でもプライム市場やスタンダード市場の上場維持基準適合に関する通知を受ける企業が出始めており、スタンダード市場については遠州トラックや伏木海陸運送、櫻島埠頭などが申請を決めている。