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適切なタイヤ交換を、相次ぐ脱落事故受け全ト協

2022年1月17日 (月)

(イメージ)

行政・団体年末年始に大型トラックの冬用タイヤ脱輪事故が相次いだことを受け、全日本トラック協会(全ト協)は14日、各都道府県のトラック協会に対して、会員事業者に適切なタイヤ交換を実施させるよう求める事務連絡通知を出した。

大型車の車輪脱落をめぐっては、2021年12月に広島県の高速道路で事業用大型トラックから後輪タイヤ2本が外れ、対向車などにタイヤがぶつかる事故が発生。1月12日には群馬県の国道で、走行中の大型トラックのタイヤ2本が脱落し、歩行者がタイヤに衝突してろっ骨などを折る重症事故が発生した。

通知では、今回の車輪脱落事故の防止について、運行前にディスクホイールの取り付け状態の確認を徹底するなど日常点検の励行が有効と指摘。既に国道交通省が通知している、タイヤ交換後の増し締めの徹底をはじめ、同省の事故防止啓発用リーフレットやタイヤ交換作業管理表の活用を促している。

後を絶たないタイヤ脱落事故、増し締め徹底を